F/A選手とメンバー募集チームとのマッチング(CoD)

皆さん、お疲れ様です。Shiftkey(シフトキー)です。

 今回のお題はタイトルのまんまなんですが、F/A選手とチームのマッチングです。


そもそも・・・

 マッチングというと、男女の…。となりがちですが、このどういう風に組み合わせるのがベストなのかという議論は、しっかりとした学問です。
 ここでは、マッチング理論について語るわけではないですが、この記事を書こうとしたきっかけは、この投稿

 確かに、いろんな方がチーム探しのツイートをしてますが、どれも同じ…。

 この記事の主張は、"就職活動"なんだから、みんなと同じようにしても意味ないでしょ。自分を売り込むために、工夫しようよ。
 と言ったところです。ええ、ごもっともです。履歴書で落ちることがないスペックであるものの、就活苦労した私には耳が痛い話です(笑)

 これで終わると、意味ない記事なので、ここから本題です。


本題:わかりやすい基準としての 実績・データ


 この話で思ったのは、もっとわかりやすく、その人について表すには、データなどの数字や大会での実績しかないと感じたところです。
 大会実績は、特にANOTHERといった一定開催される大規模大会での実績は、eスポーツ界隈では広く認知される基準です。ただ、チームの実績であり、F/A選手の能力を良くも悪くも正しく反映しないものでもあります。


 もう一つのデータ。これがわかりやすいものではありますが、非常に難しいものでもあります。その難しさとは、ゲーム内に蓄積されている成績は、通常のオンラインマルチの結果が反映されます。
 もちろん、ある一定のボーダーを決めればその人のレベルはわかるかもいれませんが、eスポーツ界隈とはまた違うもの。完全に参考にはできません。


 やはり、ここで痛感させられるのは、選手の成績を収集できる枠組みと基準の存在。


 私は、元来野球が好きで、よく観ます。野球は広く普及したスポーツであり、成熟しています。そこでは、プロ野球を始め、学生、社会人野球、独立リーグ、草野球と数多のリーグ・団体が存在しており、それぞれの枠組みで試合が行われています。
 そして、”打率”や”本塁打数”など共通の数字が記録され、時には公表されます。また、プロレベルだと”セイバーメトリクス”といった統計的なデータも開発されています。


 現在、CoDのトップリーグであるCDLでは、ホームシリーズと呼ばれるリーグ戦を定期開催していますが、チーム成績は公開されていても、個人成績は出ていません。もちろん、すべてライブ配信されているので、すべて観ていくとリザルト画面で戦績を集められます。ただ、すぐアクセスできる情報ではありません。
 ただ、トップでこのような状況ですので、正直なところ選手成績のデータについては、未開拓と言っていい状況。各チームのアナリストがそれぞれで記録している状態です。これでは、説得力をもった話なんてできるわけがなく、またチームづくりにおいても”感覚”に頼ることが多くなる話です。


 未開拓な領域であるゆえに、分析の”質”が上がってこないところではないかなと思った次第です。


終わりに


 少し話を戻しますが、選手とチームのマッチングで言えば、チーム戦術とのマッチングもありますが、個人能力について言えば、選手側も成績データがあれば強く売り込めるわけですし、チーム側も他にいるメンバーと同じくらいかそれよりも強い選手に入ってきてほしいのが本音ですので、能力が可視化できるとそれも楽にできます。


 難しい話ですが、CoD界を成熟させていくには、一つの目標としていい理想なのかもしれません。

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