esports における”プロ” とは?

皆さん、コロナ疲れしてませんか?


私は、コロナによってぐちゃぐちゃになった仕事の疲れがきてます・・・。



このサイトでは、あまり”プロ”という言葉を使っていません。”トップチーム”とは言いますが。
私自身、e-SportsやCODにおいて”プロ”とは何なのか説明できないところがあったからです。



今回、そんな自分の疑問を解消するために調べてきたことをまとめます。


そもそも一般的な”プロ”って?

  1. 専門家のこと。専門家らしく、ある分野について、高い能力や、高い技術を有し、質の高い仕事をする人。
  2. (アマチュアのように、無報酬で、趣味としてやっているのではない、という意味で)その人にとって主たる収入を得るために特定の仕事をしている人。

 上の意味でいうと、ビジネス界隈でいう”プロ”が1にあたり、それ以外の業界では2の意味で使われている気がします。つまり、e-SportsやCOD界隈で考える”プロ”は2の意味ですね。

e-Sportsで収入を得る?

では、2の意味で考えたとき、”主たる収入を得るために”とあります。e-Sportsいわゆるゲームを収入を得るためにしているということになりますが、どういう方法があるのでしょうか。

  1. 大会の賞金
  2. チームまたはスポンサーとの契約
  3. グッズ、配信・広告収益
となっています。まず、1つずつ説明すると

1.の大会の賞金は、そのままの意味です。賞金がでる大会で勝ち続けて、そこで獲得した賞金を収入とする方法です。

今、この方法は日本では現実的ではありません。中国や欧米ほどの大規模な大会はなく、1人あたり数十万円規模が最大です。法律面がグレーであるため、賞金が出しづらい面もあります。なので、海外の大会に出て、賞金を得るのがこの方法のメインです。



2.のチームやスポンサーとの契約もグレーなところがあります。COD界に限定して言えば、契約して金銭・生活面のサポートを受けられるのはほんの一部です。余程、魅力・人気のあるチームや個人でなければ、スポンサー側もメリットがありません。

よくあるのは、スポーツ用品メーカーの様に選手が使用する用品の無償提供という形です。ただ、ゲームする分には不自由がなくとも生活ができるわけではありません。

給与制を日本で初導入したDetonation GamingやCDL 参加チームのように固定給が実現できるチームは多くありません。もちろん、契約内容が一般に出回ることはないので、憶測の域ではあります。


3.の要素は人気商売としての収入源です。この部分は特にe-Sportsと呼ばれる競技シーンの人間以外に、ストリーマー所謂YouTuberが競合相手になります。

単純にゲームが上手いだけでは通用しないところであり、1や2の要素とは異なり、人気商売になります。しっかりとファンに向けたマネージメントしないと、収入が上がらないところになります。



このように整理しましたが、COD界では海外とのレベル差があるため、2と3がメインとなります。ただ、3のみだとストリーマーとの差がありません。
なので、”プロ”というと個人・チームでスポンサーがついているのが、絶対条件でしょう。



すべて、まとめきれてないので、次回は”プロ”ライセンスを発行している JeSU (日本eスポーツ連合)について、まとめます。




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